長月天音さんのロングセラー『ほどなく、お別れです』続編、
『ほどなく、お別れです それぞれの灯火』(小学館)の
装画を担当いたしました。
装幀は成美紀子さんです。
スカイツリー付近の葬儀場「坂東会館」に勤める新社会人の女性が主人公の小説です。
故人が事故や自殺で亡くなってしまった、いわゆる訳ありの葬儀を担当し、遺族にいかに寄り添った葬儀ができるかを懸命考えてお仕事をしています。
そんなある日高校時代の友人・夏海と偶然再会する。彼女は思いつめた顔で「遺体がなくても、お葬式ってできるの?」と問う。彼女の兄は6年ほど前、海難事故で行方不明になっていた――。
長月天音