第164回「直木賞」の候補作、
伊与原新さんの『八月の銀の雪』(新潮社)の文庫版の装画も引き続き担当させていただきました。
▼表題作特別公開中
https://www.shinchosha.co.jp/8gatsuginyuki/
不愛想で手際が悪い――。コンビニのベトナム人店員グエンが、就活連敗中の理系大学生、堀川に見せた真の姿とは(「八月の銀の雪」)。
会社を辞め、一人旅をしていた辰朗は、凧を揚げる初老の男に出会う。
その父親が太平洋戦争に従軍した気象技術者だったことを知り……(「十万年の西風」)。
科学の揺るぎない真実が、傷ついた心に希望の灯りをともす全5篇。
『月まで三キロ』に続く寒い冬に心に寄り添う素敵な短編集、第二弾です。
▼『月まで三キロ』の装画はこちら
http://midorikusano.com/?portfolio-item=tsuki3kiro
伊与原新