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【装画】伊与原新 『月まで三キロ』(新潮社)

装画『月まで三キロ』著/伊与原新 新潮社

【装画】伊与原新 『月まで三キロ』(新潮社) 【装画】伊与原新 『月まで三キロ』(新潮社) 【装画】伊与原新 『月まで三キロ』(新潮社)

新潮社より12/21発売、伊与原新さんの『月まで三キロ』の
装画を担当させていただきました🌙
デザインは、新潮社装幀室の内山尚孝さんです。

静寂な冬の風景を単行本カバー横長で描きました。
カバーを外すと月から見た地球(宇宙)。
物事の裏表を表現しています。

ふと見上げた空に綺麗な月が見えた時、
なんて静かで美しいのだろうと見入ってしまいます。
でもスマホで撮影しても白っぽくぼんやりするだけ。
撮影するぞ!と一眼レフで撮る月は、なんだかよそよそしい。
この目で見た月はもっと綺麗なのに。。といつも感じていました。

青い空に存在するクリアな月、というのは私にとって心の風景。
そしてイメージの中では何故か、寒いしんとした空気の中に存在します。
今回そのような絵を装画で表現できたことに感謝しています。

この季節にぴったりな心に染み入る素敵な短編集です。
あたたかい言葉の贈り物です^^

——

絵を描いている間、この曲をよく聴いていたのですが、
今MVを見て驚き!雪景色でした。
とある仕事でアニメーションで少し絵を動かそうとしていて、
草のミニマルな動きが頭の中のイメージと近い。
不思議だなぁ。。。

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